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2025-06-17

赤津雅彦の「働き方改革キーワード」20257月号

プラチナ企業育成マイスター(R) 赤津雅彦です。

 日本企業の世界的地位の低下、生産性低下が叫ばれる中、国をあげての「働き方改革」が本格化しています。このメルマガでは、数多くの「改革」を陰で支援し成功させた赤津雅彦が、すぐにでも着手できる改革手法のヒントを1分でキーワード解説致します。働く側ばかりで無く、働かす側にも役立つ内容です。

(このメルマガは、前月下旬~当月上旬に、ほぼ月刊で発行しています)

※        旧 「赤津雅彦の賃金改革キーワード」読者様にも配信しています。

 キャリア自律への対応───★★★

キャリア自律とは、社員自らが自分のキャリアについて主体的に考え、責任を持ち、自らキャリアを形成していく状態です。筆者はかつて米国カリフォルニア州の現地法人に6年ほど勤務しました。その頃、現地の社員のキャリに対する考えや行動が自律性において、当時の日本人よりも格段に高いと感じたことを思い出します。

最近の日本企業でも、このキャリア自律へ意識が高い社員が増え、こうした動きへの対応が企業経営の課題となりつつあります。まずはキャリア自律が企業に与えるデメリットをあげると次のようになります。

(1)企業側の管理が難しくなる

社員が個々に異なるキャリア志向を持つようになりますと、組織としての統一的な人材戦略が立てにくくなり、人材育成や評価制度の運用が複雑化するリスクが増えます。

(2)組織ニーズとのミスマッチ

キャリア自律を重視するあまり、個人の希望と組織の業務ニーズがかけ離れる可能性があり、その結果、重要なポジションに必要な人材が確保できず、業務遂行に支障をきたすこともあり得ます。

(3)能力格差の拡大

自律的にキャリアを形成できる人と、そうでない人との間で能力や成果に差が生じやすくなりますので、支援体制が不十分ですと、モチベーションの低下や不公平感が生まれ、組織全体の士気に悪影響を与える恐れがでてきます。

一方、企業側には以下のようなメリットが生じます。

(1)社員の主体性向上

キャリア自律により、従業員が自身のキャリア目標やスキル開発に主体的に取り組むようになるため、自律的に学び、行動する姿勢が醸成されます。これにより職場全体の活性化や生産性向上につながる可能性が増えてきます。

(2)多様なキャリアパスの実現

自律的なキャリア形成を企業が支援することで、企業は画一的な昇進・昇格ルートに依存せず、各人の強みを活かした多様な働き方を促進できますので、組織内での人材の最適配置が可能となり、競争力が高まる可能性が増えます。

 (3)人材の定着とモチベーション向上

自分のキャリアを自らデザインできる環境は、社員の仕事に対する満足度を高め、モチベーションの向上にも寄与します。その結果、離職率の低下や優秀な人材の定着につながる可能性が増えます。

最近の人事・賃金改革事例の多くが、キャリア自律を社員の成長と企業の柔軟性が向上するチャンスと捉えて、適切な制度設計やサポートで組織運営に変革をもたら工夫が見られます。例えば、年功的な職能等級から、担うべき職務を明確にした役割等級制度に変更し「適所・適材」方式にし、中途採用者を容易に社内格付けできる、階層型の「DKモデル賃金」へ制度変更しています。

──────―────★★★

赤津雅彦から、読者の皆様にお知らせです!  ↓↓↓↓↓↓↓

賃金システム研究会(R) 

全国、どこからでも 参加できるZoomオンラインセミナー開催中!  

開催月(2月、5月、8月、11月)の第3金曜日午後(8月は第4金曜日または9月の第1金曜日)。

次回、第199回賃金システム研究会(R)は、202595日金曜日に、

以下のテーマで開催される予定です。

(A)最近の人事・賃金制度改革事例

(B)賃上げを可能にする労働生産性向上のヒント                             

(C)新制度移行後の本給調整と諸手当の見直し

          (新基礎講座7後半) 

<ご参考>

198回賃金システム研究会(R)は、2025516日金曜日に、以下のテーマで開催されました。

(A)「賃金引き上げに向けた取組事例」から学ぶ

(B)2025年夏期賞与予想と賞与計算例

(C)無理なく新しい賃金体系へ移行する方法(新基礎講座7前半)

 

テキスト:

 「赤津雅彦の人事・賃金相談Q&A

 -DKモデル(R)による社内システムの活性化-」(復刻版) 

「伸びる組織のための人事・賃金基礎講座」

 「赤津雅彦の賃金改革キーワード」

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賃金システム研究会(R) 「赤津塾」Zoom開催 (塾生を募集中!)

DKモデル賃金アドバイザー(R) 資格認定対象講座

10回のご参加が、DKモデル賃金アドバイザー(R)(賃金改革のプロ)資格の取得要件です。

テキスト:「赤津雅彦の人事・賃金相談Q&A」(復刻版)

    「新訂2版 賃金システム再構築マニュアル」(電子版)

開催日は変更になる可能性がありますので、途中からご参加希望の方は、事前にご確認下さいませ。

 「赤津塾」ネットセミナーご参加等詳細は、→→ 

https://www.dk-model.com

4人上の団体さんでのお申し込みも歓迎! ご連絡をお待ちしております。

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「労基旬報」Web版でも「働き方改革キーワード」を紹介中→→https://roukijp.jp/?p=13593

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 「賃金システム再構築マニュアル(DKモデル)」(ベストセラー)の電子書籍が入手可能となりました! 

https://jitsumu.hondana.jp/book/b473437.html

「メルマガ」が単行本になりました!!!

「赤津雅彦の賃金改革キーワード」(労働法令刊)

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赤津雅彦の「働き方改革キーワード」 発行人: 赤津 雅彦  https://www.akatsu.org/akatsu-updated.htm

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