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赤津雅彦の「働き方改革」キーワード 2026年05月号
プラチナ企業育成マイスター(R) 赤津雅彦です。
日本企業の世界的地位の低下、生産性低下が叫ばれる中、国をあげての「働き方改革」が本格化しています。このメルマガでは、数多くの「改革」を陰で支援し成功させた赤津雅彦が、すぐにでも着手できる改革手法のヒントを1分でキーワード解説致します。働く側ばかりで無く、働かす側にも役立つ内容です。
(このメルマガは、前月下旬~当月上旬に、ほぼ月刊で発行しています)
※ 旧 「赤津雅彦の賃金改革キーワード」読者様にも配信しています。
スキル給の導入───★★★
スキル給(Skill-Based Pay:以下SBPと表記)は、筆者が暮らした米国・シリコンバレーのIT企業で、職務給に代わるシステムとして導入が進む賃金システムです。昭和の時代に日本で導入が進んだ職能給とは別物です。
米国IT企業で広がるSBPは、個々人が保有・発揮する具体的スキル(例:AI開発、クラウド設計など)に応じて報酬額を決定する制度で、市場価値との連動性が高い点に特徴があります。一方、日本で従来導入されてきた職能給は、従業員の潜在能力や職務遂行能力の蓄積を評価し、社内での長期的な人材育成を前提に賃金を決める仕組みでした。すなわち前者は「現在の市場で通用するスキル」に重きを置き、後者は「企業内での成長可能性」に重きを置く点で本質的に異なるのです。日本でもIT系企業で散見されるSBPですが、日本企業がこのシステムを導入する際の注意点を3つあげてみましょう。
第一に、スキルの定義と評価基準の明確化です。企業で必要とされるスキルのリストを作成し公開することが必要です。かつての職能給で多く見られた曖昧な基準では組織が硬直化し、評価の納得性が損なわれ、不公平感を招くおそれがあります。
第二に、短期的成果偏重への対処です。その場の技能や知識に偏りすぎますと、組織貢献や協働行動が軽視される恐れがあるため、行動評価との併用が重要となるのです。
第三に、人材育成との両立です。即戦力のスキルのみを評価しますと育成投資が弱まり、長期的競争力を損なう可能性があるため、学習支援やキャリアパス設計と一体で運用する必要があるでしょう。
例えば、企業内の最低年俸を350万円と決め、それにスキル給を柔軟に加算するなど工夫して、需要の高いスキルを持つIT専門家を獲得するだけでなく、見習い段階の社員も安心して働き続け、社員も企業もステップアップするように構築することが求められます。
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赤津雅彦から、読者の皆様にお知らせです! ↓↓↓↓↓↓↓
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全国、どこからでも 参加できるZoomオンラインセミナー開催中!
2026年は、開催月(2月、5月、8月、11月)の第3木曜日午後(8月は第4木曜日)です。
これまでの金曜日から「木曜日」開催に変更になりました。
第202回賃金システム研究会(R)は、5月21日木曜日に以下のテーマで開催予定です。
(A)2026年夏期賞与予想と賞与計算例
(B)賃金改革事例に学ぶ賃金制度再構築
(C)人材が育たなかった「相対評価」からの脱却方法
(新基礎講座2)
<ご参考>
第201回賃金システム研究会(R) は、2026年2月19日木曜日に
以下のテーマで開催されました。
(A)2026年の賃金改定実務と賃上げ予想
(B)最近の賃金改革事例
(C)環境変化に適応する賃金制度
(新基礎講座 1)
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「伸びる組織のための人事・賃金基礎講座」
「赤津雅彦の賃金改革キーワード」
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開催日は変更になる可能性がありますので、途中からご参加希望の方は、事前にご確認下さいませ。
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「メルマガ」が単行本になりました!!!
「赤津雅彦の賃金改革キーワード」(労働法令刊)
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■赤津雅彦の「働き方改革」キーワード 発行人: 赤津 雅彦 https://www.akatsu.org/akatsu-updated.htm
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